トレーニングの効用②
前回同様、再掲載の記事です。
本来、会社でトレーニングを定期的に実施するのがベストでしょうが、時間的な問題や金銭的な問題もあり、トレーニングを実施する会社は少ないのではないでしょうか。
これは探偵社だけではなく、警護会社も同様です。
普段、交通誘導や施設警備に従事している警備員を、身辺警護の仕事が入った時だけスーツを着用させて現場に送りこんでいる警備会社は多いと思いますし、警護専門をうたっていながら殆ど訓練もせず、身体が大きく、格闘技経験があるだけで現場に出している会社も多いのです。
個人的には調査業務より警護業務のほうが訓練は絶対的に必要だと思います。警護対象者の直近にいながら、一々指導するなど出来ませんし、指示をしても理解出来ず、フリーズする可能性が高いからです。2名以上の複数人で警護を実施する場合、連携も重要になる為、普段から動きや意識を擦り合わせておかないと、現場がめちゃくちゃになる可能性もありますから。
調査に関しては基本的に依頼者が近くにいる訳ではないので、状況次第ではじっくり指導することも可能ですが、言われてすぐに実行出来るようになるとは限りません。
よって弊所では必ずトレーニングを実施します。
内容的にはセルフディフェンスで行う内容ですが、プロとして活動する訳ですからかなり厳しくやります。
警護に関してはSP出身者の方が教えている警護専門学校や海外でトレーニングを積まれた方が教えている訓練所があり、非常にレベルが高い内容を享受されてると思います。
調査に関しては探偵社や協会協会によって各々探偵学校を営んでいるケースが多い為、、調査専門学校的なものが出来れば面白いかもと思ったりします。